Page 98 - 東京情報大学 学生ハンドブック2019(大学院総合情報学研究科・総合情報学部・看護学部)
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        必選区分 教 職                 科目区分 授業科目の名称  年  学 次期 単位数 情報システム 数 理 情 報 社 会 情 報 情     報 数     学 授 業 概 要                      専門基礎科目 社会情報 Webデザイン演習 2 F 1 △ △ △ WEBサイトを「自ら作るもの」としてとらえられるように 既存サイトのXHTML・CSSソースコードを段階的に紹介する。 HTMLエディタや画像処理のソフトウェアを使用し,WEBサイ トにおける表現技術や制作技法を学ぶ。また,この科目の習得に よってインターネット上での自己表現と課題発表実施におけるプ レゼンテーション能力の向上を図る。                        ゲーム制作基礎 1 L 2 △ △ コンピュータ・ゲームのしくみを学び,制作を行う上で必要な技 術を身につける。古今東西様々なゲームが存在するが,大きく九 つの種類に分類することができる。またゲームの内部で用いられ る汎用性の高い処理パターンが数多く存在する。これらを学習し たのち自分で企画しデザインしたオリジナル・ゲームを制作する。 今日の情報社会を支えるメディアを,ディジタル化の手法,テク ノロジーに支えられたサービスのしくみ,そして人間の社会生活 への影響の3つの側面から理解し,展望するディジタル技術を基 本に,コンピュータならびにネットワークを活用した最新のメデ ィア情報の扱い方や考え方について論じる。また,メディア技術, ネットワーク技術の基礎を踏まえた上で,コンテンツ処理,ネッ トワーク環境ならびに,それらを活用したサービスについて学ん でいく。さらに新しいサービスがもたらす生活環境の変化や社会 への影響についても考えていく。また,随時最新の動向について も紹介し,今後を展望する能力を身につける。                       情報メディア論 1 L 2 △ ○ ◎                    人間の視覚メカニズムや視覚心理をベースにして,事実や概念を 巧みに可視化し,デザインすることによって正確かつ付加価値を ともなった情報伝達を行う方法について学ぶ。形状や形態,配置 や質感,色彩や陰影のもたらす効果を理解し,創造的かつ論理的 なコンテンツを発信していく術を習得する。   はじめに音の性質および聴覚系の構造と機能を学んだ後,音の心 理属性である,高さ,大きさ,音色と,音の物理量との対応を学 ぶ。さらに,それらの心理量の知覚特性,マスキングについて学 ぶ。また,光の性質および視覚系の構造と機能を学んだ後,視知 覚現象を観察し,それを説明する心理学理論を学ぶ。さらに,視 知覚および聴知覚や,それらの相互作用が,人間にとっての外界 の認識に対して果たす役割について理解を深める。   本講義は,社会学の基礎概念,および,社会学史の解説をとおし て社会理解の基礎付けを行う。同時に事例として現代社会の社会 問題を取り上げ,複合的な社会理解を促したい。   近代の日本を西欧のものでない既存の言葉,考え方,感じ方を使 って,人々の意識に迫った研究例を示しつつ,日本社会を理解す るだけでなく,そこに隠されている「西欧的なもの」を読み取る ことまで辿り着くことをめざす。   マス・メディアの組織,過程・作用,政治社会現象との関係など を検討素材にして,マス・メディアに対する見方・考え方の確立 をめざす。コミュニケーションの「受け手」,「送り手」の枠組 みをもとに,それらとメディアとの関連をふまえて,マス・メデ ィアの諸相を明らかにする。   メディアからの情報がどのように私たちに影響を与えるのか。そ のメカニズムを人のこころの動きから明らかにしていこうとする のが,メディア・コミュニケーションにおける社会心理学的考察 である。そのひとつのとして,「世論」(よろん・せろん)を取 り上げ,その働きを考える。講義前半は,世論研究の概論,講義 後半は新聞の政治漫画の分析を通じた世論の姿を明らかにする。      視覚デザイン論 2 L 2 △                      知覚心理学 2 L 2 △                      社会学概論 1 L 2 △                      比較社会論 2 L 2 △                      マスメディア論 2 F 2 △                      社会心理学 2 L 2 △                       「海外ニュースを読む」をテーマとする。グローバル化が進む現 代においては,自国以外の出来事も適切に理解することが不可 欠である。局地的な紛争,自然災害,金融危機などが瞬く間に世 界中を巻き込み,その影響が私たちの生活にまで及ぶからである。 この授業ではまず,海外で起きていることを新聞やテレビなどの 報道で確認し,メディアに頻出する用語や概念を学ぶ。現状のみ ならずその歴史的背景も掘り下げ,問題の本質をより深く理解で きるようにしたい。日本における海外ニュース報道の特質や偏り の問題にも着目する。 【備考】 (1)授業科目の名称欄の(※)は外国人留学生対象科目を表す。 (2)授業科目の名称欄の(◇)は教職課程履修者対象科目を表す。 (3)必選区分欄の◎は必修科目,○は選択必修科目,△は選択科目,-は履修不可科目,空白は学系ごとに指定した単位数まで自由選択を表す。 (4)教職欄の◎は必修科目,○は選択必修科目,△は選択科目,*は推奨科目を表す。 96 海外事情 1 L 2 △              


































































































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