Page 100 - 東京情報大学 学生ハンドブック2019(大学院総合情報学研究科・総合情報学部・看護学部)
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        必選区分 教 職                 科目区分 授業科目の名称  年  学 次期 単位数 情報システム 数 理 情 報 社 会 情 報 情     報 数     学 授 業 概 要                       専門基礎科目 社会情報 スポーツ指導論 2 F 2 △ 競技力向上やスポーツを実践したい一般対象者に対して競技力の 三要素である体力,技術,戦術のレベルアップのためにいかにサ ポートして行くかを学習する。さらに,日本体育協会のスポーツ 指導員資格とも関連し,1スポーツ指導者の役割,2指導者の心 構え・視点,3競技育成プログラムの理念,などを講義する。                        スポーツ情報論 2 F 2 △ ○ 情報化社会において,スポーツに対する科学的な考え方や見方を 講義する。分野としてはスポーツバイオメカニクス,スポーツ 生理学,測定評価等である。情報機器や映像機器など最新情報を 含めた講義を行う。また,コンピュータを用いた分析方法の実習, ビデオカメラを用いた分析や3Dモーションキャプチャーなどの デモを行う。併せてスポーツ指導員資格の学習内容を講義する。 「臨床心理学」はクライアント(来談者)の有する否定的な心身 症状や特定行動に対して,心理支援を行うための知識・技法・ 倫理などを探求する学問である。また,心理支援方法は医療・教 育・産業・福祉・司法などの幅の広い領域にわたっている。 私たちは,生きていく中で,人間関係の悩みを抱え,人生の課題 に翻弄されることもある。課題は解決されることが望ましいが, その解決は容易でない場合もある。これらのことから,「臨床心 理学」を学ぶ意義がある。「臨床心理学」の学びを通じて,「い かに生きるか」を考え,悩み解決の支援方法への気づきが可能と なる。本授業では「心理的課題の実態とその対応」を中心に学び, 「臨床心理学」の重要な理論にも触れていく。特に,深層心理学, 認知心理学,行動科学を通し,本来的自己・社会的自己をキーワ ードとしながら,自己イメージ,メンタルヘルス,行動特性の変 容を学んでいく。 人間が身の回りの物や出来事を認識する時には,様々な種類の情 報処理システムが働いている。例えば,感覚,注意,記憶,言語,思 考 ,意 識 な ど ,様 々 な プ ロ セ ス が 存 在 す る 。こ の 仕 組 み を 理 解 す る ために,日常的な事例から心理学実験の結果などを見ていきながら, それぞれの過程でどのような情報処理が行われているかを学ぶ。                        スポーツ心理学 2 L 2 △ まず,学習や反応など基礎的な心理学を学ぶことからはじめ,最 新のスポーツ心理学までを紹介する。あがり,心理的限界,メン タルトレーニングなどの知識理解や,指導者が現場で活用できる 指導方法においての心理学的部分を講義する。併せてスポーツ指 導員資格の学習内容を講義する。                        臨床心理学概論 2 F 2 ○                       認知心理学 2 F 2 △                        心理学研究法 2 L 2 △ 心は直接手で触れて確かめることができない。そのため,心理学 で心を取り扱うときには,決められた厳密な方法を用いることが 必要となる。心の仕組みを調べる方法は,実験,質問紙調査,観 察,事例研究など様々なものがあり,それぞれに長所や短所があ る。こうした知識を身に付けることで,目的に応じた心の側面を 調べることができるようになることを目標とする。                        心理検査法 2 F 2 △ 臨床心理学において,人のこころを理解していくことは重要なこ とである。そのために,心理学においては,信頼性と妥当性のあ る方法によって科学性を有す心理特性把握の方法がある。それが 心理検査法である。本授業は,特に,臨床心理学において必要と される心理検査法を学習する。さまざまな心理検査法について, 背景理論,検査内容,測定の仕方,解釈の理解を深める。検査バ ッテリーについても取り上げる。                        人間関係論 2 L 2 △ △ 本講義では,大学生活を豊かにし,メンタルヘルスを支援してい くためのアプローチ法を心理学的視点から実習していく。私たち は,自己表現の難しさを感じることがあり,そのことで周りから の支援をあきらめ,人間関係を否定的なものと認知し,自らのメ ンタルヘルス悪化の原因となることがある。そこで,まず,自分 のメンタルヘルスを心理テストによって測定し,自己の心理的課 題への気づきを学ぶ。そして,各種グループアプローチ方法を学 び,実習することで,自己表現やコミュニケーション能力を高め ていく。これらを通じた学びから人間関係の改善,メンタルヘル ス支援の方法を学ぶ。実習授業の回は,実習の結果をまとめ,報 告書を作成し提出する。             【備考】 (1)授業科目の名称欄の(※)は外国人留学生対象科目を表す。 (2)授業科目の名称欄の(◇)は教職課程履修者対象科目を表す。 (3)必選区分欄の◎は必修科目,○は選択必修科目,△は選択科目,-は履修不可科目,空白は学系ごとに指定した単位数まで自由選択を表す。 (4)教職欄の◎は必修科目,○は選択必修科目,△は選択科目,*は推奨科目を表す。  98 


































































































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