Page 97 - 東京情報大学 学生ハンドブック2019(大学院総合情報学研究科・総合情報学部・看護学部)
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        必選区分 教 職                科目区分 授業科目の名称  年  学 次期 単位数 情報システム 数 理 情 報 社 会 情 報 情     報 数     学 授 業 概 要                      専門基礎科目 社会情報 社会情報学概論 1 L 2 - - ◎                      映像表現論 1 L 2 ○                      映像表現基礎I 1 L 2 △                      映像表現基礎II 2 F 2 △                      メディア社会論 2 F 2 ○                      音響メディア論I 1 L 2 ○                        サウンドデザイン論 2 L 2 △ 社会と音との関わりを様々な視点から捉えることによって,その 現状を理解する。具体的には,騒音,建築音響,サウンドスケー プ,音楽療法,オーディオ,難聴と補聴,サイン音,音と映像の 相互作用,映像作品やゲームにおける音デザインなどについて学 ぶ。このような様々な分野での音デザインの実例を学ぶことによ って,そこにおける音響技術,デザインの指針および問題点を検 討する。                        コンピュータ グラフィックス基礎 1 L 2 △ △ △ ◎ コンピュータグラフィックスの講義および演習を行う。講義およ び演習は2次元コンピュータグラフィックスと3次元コンピュー タグラフィックスに分けて行われ,基礎理論の講義と基礎技術の 演習を行う。これらを通して,コンピュータグラフィックスと情 報メディアの関わり,コンピュータグラフィクスの基礎理論及び 基礎技術を理解する。                        コンピュータ グラフィックス論 2 F 2 △ ○ 実写では撮影不可能な映像をコンピュータとクリエイターの力で リアルに表現するコンピュータグラフィックス。その基本には実 写映像の制作で培われた理論,知識,技術がふんだんに用いられ ている。本講義では実写技術との関連を重視しながら,様々な技 術の限界を超えていく可能性に満ちたコンピュータグラフィック スについて多角的に取り上げ学んでいく。                        コンピュータ グラフィックス演習 2 L 1 △ △ ◎ コンピュータグラフィックスによる図形処理やシミュレーション に関する講義及び演習を行う。さらに,Webプログラミングと コンピュータグラフィックスとの融合に関する講義及び演習を行 う。これらを通して,コンピュータグラフィックスをWeb上で 表現する方法と技術を理解・習得する。               本講義では,社会情報学について,以下の2点を中心として説明 する。まず,社会情報学系についての学びと特徴について述べる。 次に,社会情報学系の6つの研究室についてその学びと研究の特 徴について紹介する。 映像メディアの基本的概念,映像について語りあうための用語と 定義,映像表現の技術などについて学ぶ。映画史的観点から,わ が国ならびに諸外国における映像作品(映画・アニメーション・ 特殊撮影ほか)をさまざま紹介していき,表現技術の発達の過程や, 映像のつくり手の手法や発想のあり方などについて学んでいく。 映像表現の基本的理論に加えて,映像機器の原理や構造を学び, これらの技術がどのような表現効果に結びつくものであるかにつ いて理解を深める。カメラ・三脚・マイクの基本的操作方法やカ メラワーク,ノンリニア編集機への転送とタイムラインへの展開, ビデオフィルターの使い方とタイトルの挿入,音響トラックの操 総 作と効果,DVD/BDへの焼き付けなどを学び,インタビュー番 合 組とショートドラマの制作実践をおこなう。 情報 テレビ・スタジオにおける番組収録の方法について,実習をまじ 学 えつつ理解する。スタジオシステムの構成,機材のセッティング, 部 収録の進行方法と,スタッフとキャスト役割分担のあり方などを の 学ぶ。カメラ・ミキサー・スイッチャー等のスタジオ装置や設備 学 を操作して,スタジオ番組を自主制作できる能力を育成する。 修 現代社会は高度に発達した多様なメディアと分かちがたく結びつ に き,私たちが生きるこの世界や社会の理解はメディア表象を通し つ て行われる。この講義では「ドキュメンタリー」に焦点を当てて, い それがありのままに出来事や事実を伝えるジャンルではなく,劇 て 映画と同様にフィクション性を持ち,特定の意図のもとで現実を 再構成する表現手法であることを踏まえ,その方法論を社会,政治, テクノロジーとの関係を通して理解していく。そしてドキュメンタリ ーがいかなる社会問題や政治,文化現象を扱ってきたのか,またそ の表象が社会にいかなる影響を与えたのかについて考察する。 まず,音という物理現象を理解するために必要な知識を学ぶ。そ の後,実習を交えながら,コンピュータによる音の録音と再生, 音のディジタル化,音響情報圧縮,音の編集と加工,音楽情報処 理,インターネットでの音情報活用と著作権について学ぶ。特に, 音の編集や加工に必要な,音響効果の原理と活用方法について学 ぶ。さらに,さまざまな音響メディアと収録・再生手法とそれら の特徴について学ぶ。       95  


































































































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