Page 186 - 東京情報大学 学生ハンドブック2019(大学院総合情報学研究科・総合情報学部・看護学部)
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商用利用の禁止    学術ネットワークを利用する本学のユーザーは,ネットワークをいかなる商用活動にも利用してはならない。ネッ トワークを利用した商品の売買,アルバイトや求人・広告や斡旋活動などはすべて禁止する。  本学のネットワークの安全で安定的稼動を脅かし,通信やプライバシの漏洩につながるようなあらゆる行為は厳重 に禁止する。他人へのユーザーIDの譲渡,パスワードの漏洩が発覚した場合には直ちに利用資格を停止する。ユー ザーは定期的にパスワードを変更し自らのプライバシとネットワークセキュリティを維持するように努めねばならな い。またコンピュータを利用しているときには席を離れることを禁止する。ログアウトなど適切な措置を講じた後で のみコンピュータから離れることができる。  本学のユーザーは学内への電子メールの送信,学内でのWebページの作成または掲示板等への書き込みにおいて は,常に氏名や学籍番号等の本人を特定できる情報を明記しなければならない。氏名や学籍番号等の署名のない匿名 またはハンドル名を使ったネットワーク活動は,学内においてはこれを禁ずる。  ただし,システムのユーザー認証機能などにより,管理者が直ちにユーザーを認識できる場合は,そのシステム内 においてはこの限りでない。  一方,学外のソーシャルメディアサービス等を利用する場合は,個人情報保護の観点から匿名やハンドル名の使用 を認める。  東京情報大学において学外のオープンなソーシャルメディア(facebook,twitterなど)を利用する場合は,全世 界のインターネットユーザーがアクセスできることを理解し,私的なやりとりは電子メールやクローズドなソーシャ ルメディアを利用すべきであることを理解すること。また,ソーシャルメディアに限らず,Web上に一度公開され た情報は,削除するのが困難であることを認識し,ソーシャルメディア等を利用した情報発信にあたっては,以下を 遵守すること。 1東京情報大学の学生としての自覚と責任を持った発言を行うこと。 2基本的人権,著作権,プライバシー等各種法令や条例等を遵守すること。 3推測や伝聞に基づく不正確な情報ではなく,正確でかつ誤解を与えない情報発信を心がけること。 4社会通念に照らし,他のユーザーとトラブルが起きないように,冷静・誠実な対応を心がけること。 5東京情報大学に関する重要施策の意思形成過程における情報(検討中の素案,それに対する個人的な意見等)など  機密情報を漏洩しないこと。 6反道徳的・非常識な行為をしないこと。 7教育・研究目的を逸脱した商業行為を目的とする情報を発信しないこと。 8特定の個人・団体への誹謗中傷,差別的な内容,猥褻な内容の情報を発信しないこと。  学術機関である本学のユーザーはネットワーク活動においては一層の節度と品位が求められている。Webページ の作成や電子メールによる依頼においては,十分な注意を払って社会通念上適切な表現を工夫しなければならない。 他人の作成したWebページのリンクについては,電子メール等を通じてリンク依頼を行い作者の承諾を事前に受け ることを原則とする。また,いたずらにネットワーク通信量を増加させるような行為(授業での利用を除く)は厳に 慎まねばならない。  本学のネットワーク利用についてのこれらの指針は以下に説明する根拠に基づいている。 セキュリティの維持   学内での匿名・ハンドル名の禁止   ソーシャルメディア利用の心得   ネットワークマナーの厳守    184 


































































































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