Page 105 - 東京情報大学 学生ハンドブック2019(大学院総合情報学研究科・総合情報学部・看護学部)
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              社会情報 必選区分 社 会 情 報 教 職                科目区分 授業科目の名称  年  学 次期 単位数 情報システム 数 理 情 報 情     報 数     学 授 業 概 要                  専門応用科目 メディア広告論 3 L 2 △ 近年,急激に変化・多様化している広告の現状を最新理論や事例 を通して学び,マーケティング,メディア,広告ビジネスのリテ ラシーを身に付ける。また,進化するメディア広告の意味を改め て問い直し,現在に至るまでの情報通信環境,技術,広告手法な ど,その社会的/文化的影響や課題を理解する。                        現代社会学 3 L 2 △ 現代社会を理論と現実の2つの視角から全体として理解してゆく。 現代社会は,高度消費化と,高度情報化の進展という2つの特徴を 備えるに至っている。このような<現在>市民社会のあり方を,古 典的理論家達,具体的にはE・デュルケーム,M・ヴェーバー,ジェル ジ・ルカーチ,カール・マンハイムなどをたよりに遡って検討を加える。 総合情報学部の学修について                    情報を構成する言語・シンボルの機能に着目して,政治を動態的 に把握する。具体的には,現代日本の政治を,政治学,政治経済 学,マス・コミュニケーション論,行政学,政治過程論,政治意 識論の視点から概説する。   マス・メディアとしての新聞がこのWeb時代に生き残れるかと 問われてから久しい。テレビが普及した1960年代過ぎにも同じ ようなことが言われた。しかし,今回は少し勝手が違うようであ る。紙で読むことから電子機器で読むことに変わったことが「新 聞離れ」を加速させている。新たなメディアの登場は,従来のメ ディアにとって,その存在意義を問われるから,自らの存在証明 をも確認できる契機となりうる。ネット時代に,新聞とははたし てどのようなメディアであるべきか,そもそも新聞とはいかなる メディアかを問い直す。      政治と情報 3 F 2 △                      新聞論 3 L 2 △                       異文化コミュニケーション論 3 L 2 △ 多国籍化・多文化化が進む今日の社会においては,お互いを尊重 しながら良好な関係を築くためのコミュニケーションが欠かせな い。この講義では,国,地域,言語,ジェンダー,世代など「異 文化性」を感じる相手とのコミュニケーション全般を対象とする。 まず自分の文化を認識することから始め,文化とコミュニケーシ ョンの関係性を多様な視点から考える。文化背景の異なる人々と 接触し関係を築く過程でどんなことが起こるのかを具体的事例か ら学び,異文化コミュニケーションに必要な柔軟で積極的な態度 と方法を身につける。 マーケティングの基本的な理論と関係性の構築について講義する。 マーケティングの考え方は,製品やサービスだけでなく地域など にも適用可能であり,その応用範囲はきわめて広い。本講義にお いては理論と事例を織り交ぜながら,マーケティングに対する理 解を深めることを目的とする。そのうえで様々な関係主体との双 方向のコミュニケーションのあり方や重要性について学ぶ。                        社会調査法 3 F 2 △ ○ △ 実際の社会的問題意識に基づいて調査設計を行い,収集したデー タに対しコンピュータによる集計・解析を実施する。社会調査の 意義を理論・実習の両面から正確に理解する。                        マーケティング・ コミュニケーション論 3 F 2 △ △                        会計学a 3 F 2 △ 経営者にとって基本的に必要となる原価情報および会計情報につ いて学習する。経営学および会計学を基礎として,これらを融合し た経営管理に役立つ原価情報および会計情報について説明する。                        会計学b 3 L 2 △ 経営者にとって基本的に必要となる予算および会計情報について 学習する。経営学および会計学を基礎として,これらを融合した 経営管理に役立つ予算編成法について説明する。基本的な会計情 報の考え方に基づいた意思決定などについて,会計手法を用いた 計算練習を含めて学習する。特に原価情報を含む会計情報に焦点 をあて,原価計算システムと原価情報,標準原価計算と直接原価 計算,会計情報を利用した執行管理などについて説明する。                        金融論 3 F 2 △ 金融の基礎を固め,経済活動における金融システムの位置付けや 金融市場の機能について学習する。さらに我が国における金融市 場発展の歴史を理解する。また,我が国における金融制度を理解 した上で,その課題と展望を俯瞰する。特に金融機関(バンク) とノンバンクの役割分担を把握し,金融市場の機能を理解する。                        経営戦略論 3 F 2 △ △ 経営戦略論の基礎から応用まで通した議論を行う。今日の企業が 直面する戦略上な課題は多岐にわたり,さまざまな切り口による 研究が行われている。それらの中から特徴的な事例を複数取り上 げ,経営戦略に関する理解を深めていく。さらに,事例について の体系化,一般化,概念化を行う。              103  


































































































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