Page 104 - 東京情報大学 学生ハンドブック2019(大学院総合情報学研究科・総合情報学部・看護学部)
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        必選区分 教 職                 科目区分 授業科目の名称  年  学 次期 単位数 情報システム 数 理 情 報 社 会 情 報 情     報 数     学 授 業 概 要                        専門応用科目 数理情報 データサイエンスa 3 F 2 ○ * 現実のデータから新たな知見を見出し,各領域の意思決定へつな げるデータサイエンティストの養成を視野に入れる。そのために 必要なデータエンジニアリングとデータアナリシスの両面からの 知識と技術の習得を目指す。                        データサイエンスb 3 L 2 ○ * データサイエンスaの内容をさらに発展させ,実際の解析例を実 践しながらデータサイエンスの意義を修得する。                        計算機数論 2 F 2 △ * 本講義では,整数,素数,公倍数,公約数,Euclid algorithm, 類,原始根など整数論の基本的事項と計算機を用いた整数論につ いて学ぶ。                        整数論 2 L 2 △ △ 整数論の中心的な話題である素数の理論について,さまざまな側 面から学ぶ。授業は講義形式で行うが,適宜時間外学習としての 演習課題を交えながら実施し,これを通して実践力を身につける。                    初等的な微分方程式を中心に,その解法や,解の性質について学 んでいく。   本講義では,符号の数理として,情報量,圧縮符号,誤り訂正符 号,通信路容量などを学ぶ。次の項目を含む。1.情報量の定義 と計算,2.冗長性と符号化,3.ISBN符号,4.エントロピ ーの計算1,5.エントロピーの計算2,6.情報源符号化法の 分類,7.語頭条件とクラフトの不等式,8.シャノン・ファノ 符号,9.ハフマン符号と情報源符号化定理,10.ユニバーサ ル情報源符号化,11.通信路モデル,12.通信路容量と電話線 のアナログモデム,13.符号の誤り検出・訂正能力,14.誤り 訂正符号の基礎としての多項式計算法,15.まとめ。   業務用ビデオカメラのマニュアル操作を習得し,アニメ̶ション や特撮,音楽PV作品における,より視覚効果の高い映像表現や 制作技術について学ぶ。スローモーションやクロマキー合成,ス トップモーションによるコマ撮りアニメーション等の技法を使い こなして,ショートムービーを制作する。   映画制作の手順,アイデアの発見からプロットとシナリオ,絵コ ンテ,香盤表の形成などプレプロダクションの方法,現場での撮 影の手順と技法,照明や特機の使い方,カット割や演出・演技の 方法,全体を通じたプロジェクト・マネジメントの方法,ポスト プロクションの方法などについて,実際にショートムービーを制 作することによって習得する。      微分方程式論 3 F 2 △ *                      符号理論 3 F 2 △ *                       社会情報 映像制作論I 2 L 2 △                      映像制作論II 3 F 2 △                                                           メディアの表現者は,機器操作にとどまらず,演技やナレーショ                                     ンを含む身体的発露もメディアとしてとらえ,その質を高め豊か                                     なものにしていくことに意識的であらねばならない。本講では舞                                     踊やノンバーバル・コミュニケーションの文化人類学的意味から                                     説き起こし,メディアと芸術の基本形態としての身体表現,身体                                     を介した自己表現や心身育成のあり方について学ぶ。発声,朗読,                                     ゼスチャー,芝居やダンスなどの基本を,一部に実技演習的な要                                     素もまじえつつ学び,表現者としての資質の向上を図る。 映画,演劇,テレビ・ラジオからゲームにいたるまで,シナリオはあ らゆるコンテンツの設計図となる重要なものである。そこには広い 教養と洞察力をバックボーンに,問題発見能力や世界観を構築する 力,すなわち社会性のある主題の提示と論理的な構成力が求めら れるとともに,オーディエンスを作品世界に惹きつけ,牽引していく 魅力的な情動性や美しさ,すなわち物語性を備えていなくてはなら な い 。感 性 と 技 術 を 総 合 し ,夢 や ア イ デ ア を か た ち あ る コ ン テ ン ツ へと具現化させるためのシナリオの役割とその書き方について学ぶ。                                    音の分析手法としてスペクトルについて理解した後,音を分析的                                    に聴き,音の違いを判断する訓練を通じて,人間の聴覚能力を理                                    解する。また,オーディオ機器やその構成,アナログ系からディ                                    ジタル系に至る音響信号の変換の仕組みについての理解を通して,                                    客観的および主観的な音質評価についての科学的な理解を深める。                                    さらに,音の空間的再生,音楽や音声の構造と知覚および認知に                                    ついても概説する。                                     出版の基礎概念,現代に至る出版産業の発展の経緯を学び,その                                     特徴,可能性,課題を具体的かつ専門的に理解する。編集の仕事,                                     印刷・製本のプロセス,さらに読者の開拓に至るまでを多くの事                                     例から学ぶ。またパソコン,ケータイ,インターネットの普及に                                     より,現代人の読む行為に大きな変化が起きているが,これに対                                     する現代の出版メディアの取り組みを取り上げる。 【備考】 (1)授業科目の名称欄の(※)は外国人留学生対象科目を表す。 (2)授業科目の名称欄の(◇)は教職課程履修者対象科目を表す。 (3)必選区分欄の◎は必修科目,○は選択必修科目,△は選択科目,-は履修不可科目,空白は学系ごとに指定した単位数まで自由選択を表す。 (4)教職欄の◎は必修科目,○は選択必修科目,△は選択科目,*は推奨科目を表す。 102 パフォーマンス論 3 F 2 △                       シナリオ論 2 F 2 △                       音響メディア論II 2 F 2 △                       出版メディア論 3 F 2 △              


































































































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