Page 120 - 東京情報大学 学生ハンドブック2019(大学院総合情報学研究科・総合情報学部・看護学部)
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 (3)履修料     教職課程の履修を希望する場合は,別途,履修料(1免許教科120,000円,中学「数学」,高校「数学」の2免     許を履修しても1免許とみなします。※年度ごとの分納)が必要になります。なお,途中で履修を放棄する場     合でも,一旦納入した履修料は返金できませんので注意してください。  6)教育実習    教育実習は,4年次になって,中学校は原則として4週間,高等学校は2週間以上にわたり,現場での教育活動 (教科指導および生徒指導等)に参加することによって行われます。  (1)教育実習の履修の条件     教育実習の履修は,履修登録を完了していることの他に,以下の要件を満たした者に許可します。    1 3年次までに配当されている「教職に関する科目」のうち,中学(一種)取得希望者は12科目以上,高校 (一種)取得希望者は9科目以上を,3年次終了時までに修得済みであること。    2 「教育職員免許法施行規則第66条の6」に定める必修科目を,3年次終了時までに修得済みであること。    3 教育実習までに,必要な「教育実習オリエンテーション」を全て受講済みであること。  (2)教育実習校     実習希望者は,早い段階から(3年次になってから)中学校または高校へ出向いて予め依頼を行うなどして,     実習校を確保することになります。自分で確保できない事情等がある場合は,大学と相談の上,実習校を決定     します。  (3)教育実習の手続     3年次から4年次にかけて行われる複数回のオリエンテーションの中で,具体的な手続について説明が行われ     ます。教育実習を希望する者は,このオリエンテーションに必ず出席することが必要になります。  7)介護等の体験の義務    平成9年に「小学校及び中学校の教諭の普通免許状授与に係る教育職員免許法の特例等に関する法律」が公布さ れ,平成10年度以降に大学に入学した者には,小学校および中学校の教諭の普通免許状を授与するための要件とし て、障害者、高齢者等に対する介護,介助,これらの者との交流等の体験(「介護等の体験」)が加わりました。    具体的には,満18歳を過ぎてから免許状取得までの期間に,省令等で指定する施設で7日間の介護体験を行い,   その体験を施設等の長から証明してもらうことにより,要件を備えることになります。    したがって,卒業時に,中学校の教員免許状を取得しようとする者は,4年次までに体験等を終えていなければ   なりませんが,本学では3年次以降になると,卒業研究や,就職活動,教育実習等で時間的余裕がなくなりますの で,原則として2年次終了までに体験を終えられるよう指導することにしています。    介護等の体験に関する説明会等は,1年次から始める予定にしていますので,希望者は掲示等に注意してください。  8)免許状の申請・交付    教育職員免許状の授与権者は,その大学が所在する都道府県の教育委員会であり,本学の場合は千葉県の教育委   員会となります。    申請の方法には,大学が免許状の申請を一括して受付け学位記授与式当日に免許状が交付される「一括申請」と,   個人が直接教育委員会へ申請する「個人申請」があります。  (1)一括申請     免許状取得を希望する4年次生(ただし,卒業見込み者でかつ免許状取得見込み者に限る)に対し,12月上旬 に,説明会を開催します。該当者は,配布される「教育職員免許状授与申請書」に所要事項を記入の上,手数 料(千葉県収入証紙)を添えて,期日までに大学へ提出します。大学がこれをまとめて県の教育委員会へ一括 して申請し,審査を受けた後,該当者には,学位記授与式当日に学位記と同時に交付することになります。  (2)個人申請     卒業後,居住する都道府県の教育委員会へ個人で申請し,交付を受ける方法です。詳しい内容は,該当の各教     育委員会へ各自で問い合わせることになります。     118 


































































































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