植生域と非植生域の切り出し


ここでは”non―band6”のデータから
”植生域だけのデータ(veg)””非植生域だけのデータ(non―veg)”との
2つに分けて作成します。

植生域と非植生域を分けるには、4章の水域のところで行った
”MASK(マスク)処理”を行います。

それにはまず、MASKファイルの作成をしなければなりませんが
作成の前に、NDVIの背景(といっても主に範囲外)無しのデータを
先に作っておかなければならないので、まずそれの作成から始めたいと思います。




interpreter            まずはERDASタスクバーの”Interpreter” をクリックします。
<――
            そして表示された”Utility”から ”subset...”をクリックします。

 


Subset 


するとこのようなダイアログボックスが表示されるので左側の
”Input File” に3章の植生指数の算出で作成したNDVIのファイルを入れます。

するとダイアログボックスの真中にある”Date Type”の右側にある
”Out Put”のところが ”Continuous”と表示されると思うので
それを”Thematic”に変えます。

<――


次にダイアログボックスの1番下にある”AOI...”をクリックして
切り出しのところで使用した”AOI”ファイルを選択します。

<――


AOIを指定し終えたら今度はダイアログボックスの1番上にあるOutputの下にある ”From Inquire Box”をクリックして
Outputのファイル名を決め、”OK”をクリックします。 これで背景無しのNDVIデータの完成です。


背景無しのNDVIデータを作成し終えたら
早速、MASKファイルの作成に移りたいと思います。


interpreter            まずはERDASタスクバーの”Interpreter” をクリックします。
<――
            そして表示された”GIS Analysis”から ”Recode...”をクリックします。

 


Recode 

するとこのようなダイアログボックスが
表示されるので、 ”Input File”のところに
植生指数の算出のところで作成した
NDVIのファイルを入れます。
そうすると”Setup Recode”が選択可能に
なると思うので、その”Setup Recode”
クリックします。

そしてここでは水域でのMASKファイル
作成の時と同じように作業を行いますが、
ここでは”123<=0” ”122>1”
というふうに数値を変えます。
そしてそれが完了したら”Out Put”
***_nonvegmaskと名前をつけて保存し、
”OK”をクリックすれば非植生域のMASKファイルの
完成です。

次に植生域のMASKファイルを作成します。
ここでの作業は全く同じように行い
数値を ”123<=1” ”122>0”に変え
名前を***_vegmaskとつけて終了です。

――>MASK解析へ


MANUAL TOP