幾何補正
1個戻る ホームへ 次行ってみよう ようこそ幾何補正コーナーへ。難しそうなこと書いてますけど、やってみるとこれが簡単!どうかあなたが幾何補正を好きになりますように。

【幾何補正とジオコーディング】

幾何補正とは、画像の持つ幾何学的な歪みを除去し、特定の投影法により、ある座標系の画像をほかの画像系へ変換する処理で、画像と地図座標を対応づける処理をジオコーディングといいます。

【幾何補正の流れ】

  1. 幾何補正ツールの起動
  2. 座標変換モデルの選択
  3. GCPの配置準備
  4. GCPの配置
  5. 座標変換(リサンプリング)の実行

【幾何補正ツールの起動】

  1. アイコンパネルのアイコンから、ジオコーディングしたい(まだジオコーディングしていない)Landsat TM 画像をViewer#1に表示します。
  2. ジオコーディング済みの地図画像を同じようにViewer#2に表示します。
  3. Viewer#1からRaster Geometric Correctionを選択し、幾何補正ツールを起動します。

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【座標変換モデルの選択】

  1. Set Geometric ModelダイアログでPolynomialを選択し、OKをクリックすると、Polynomial Model Parametersダイアログが表示されます。

  2. まず、Projectionタブをクリックし、Add / Chenge Projection…をクリックします。するとProjection Chooserダイアログが表示されるので、Customをクリックし、Projection TypeUTMに、Spheroid NameBesselにするとその下のDatum NameBesselになります。 その下のUTM Zone54にし、最後にNORTH or SOUTHを北半球の地図画像ならNorth、南半球ならSouthにしてOKをクリックします。
  3. Parameterをクリックし、Polynomial Orderを1にしてApplyをクリックしたいところですが、そのままではクリックできないので三角矢印の下 をクリックすると、Applyが点灯するのでクリックし、Closeをクリックします。

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GCPの配置準備】

  1. CGP Tool Reference Setupダイアログが開くので、Existing Viewerを選択し、OKをクリックします。
  2. 下図のようなダイアログが表示されたら、Viewer#2の画像の部分をクリックします。
  3. Reference Map Informationダイアログが開くので、問題がなければOKをクリックします。

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GCPの配置】

  1. GCP Toolダイアログが開いたら、 をクリックし、自動的にGCPを配置するモードをオフにしておきます。
  2. ここで、GCPの配置を保存する為にGCP ToolダイアログのFileの中のSave Input As…で、特定の場所に自分で分かるようにフォルダを作り保存しておきましょう。同じように、FileからSave Reference As…で、Inputと同じ場所に保存しておきましょう。
  3. 次に、GCP Toolダイアログに2つあるColorという項目の下の空白をクリックし、それぞれをなど、見やすい色に指定しておきます。
  4. GCPを配置するつど、 をクリックしViewer#1、Viewer#2両方の同じ場所にGCPを配置していきます。この時、なるべく誤差がないように配置する為には、 をオンにしておき、誤差を数値で確認しつつ 作業を進めましょう。ポイントはまんべんなく、100ヶ所ほど入力すると良いでしょう。こまめにセーブすることも大切です。
  5. ポイントを取り終えたら、誤差のTotalが1.0以下であるか確認し、それをクリアしていれば、セーブして作業終了です。Geo Correction Toolsダイアログ以外は、すべて閉じて構いません。

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【リサンプリングの実行】

  1. Geo Correction Toolsダイアログの をクリックします。
  2. Resampleダイアログで、下図のようにパラメータを設定し、OKをクリックすると、幾何補正が実行されます。

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