Page 70 - 東京情報大学 学生ハンドブック2019(大学院総合情報学研究科・総合情報学部・看護学部)
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 1.学士課程教育の目的および方針  1)教育研究上の目的    総合情報学部総合情報学科は,建学の精神「未来を切り拓く」及び教育理念「現代実学主義」の精神に基づき,   急速に進展する情報社会の将来を見据え,情報社会に貢献できる優れた情報収集,処理,分析及び発信能力をもっ   た人材の育成を目指す教育及び情報学に関する研究を行う。   (東京情報大学学則 第2条第2項の別表第1より)  2)教育目標及び育成する人材像        東京情報大学     建学の精神「未来を切り拓く」,教育理念「現代実学主義」を念頭に,日々進化する情報技術を利活用し 社会に貢献できる人材を育成する。     総合情報学部総合情報学科     複雑化する情報社会に対応するために必須とされるICTに関する基礎を学び,加えて情報の応用・活用 を通じて社会の様々な課題に対する解決能力を身につけるための実践的な教育を行う。特に「理数系的なコ ンピュータに関する情報」及び「文系的な人間や社会に関する情報」を対象とし,ICTを多様な専門分野 の知識と融合させることにより,情報の高度な利活用ができる「情報の創り手・使い手」となる人材を育成 する。     学系    《情報システム学系》  システム開発,情報ネットワーク,情報セキュリティや知能情報処理などに関する基礎技術からゲーム・ エンタテインメント,仮想化システムなどの先端技術や環境分野のビッグデータ解析技術について研究し, 新しい情報分野で活躍していくために必要な技術について学ぶ。企業活動のサポート,社会・環境問題のデ ータ分析と課題解決,人々の利便性向上やゲーム・エンタテインメント提供など,多様な情報システムを設計・ 構築・運用する能力を有する人材を育成する。       《数理情報学系》  数理情報学を基礎にしたデータ分析や数理モデル化による自然・社会システムの理解と課題解決実現のた めの手法を学ぶ。同時にこれらを情報システム化する技法を身につけ,その過程を通じて数理情報学および その基礎である数学の専門性を修得することにより,高度な情報技術を駆使して意思決定を実行する,社会 の要請に応え得るデータサイエンティストを育成する。       《社会情報学系》  社会と情報に関わるメディア学,社会科学,心理学などに関する研究をとおして,新しい価値を創造し, 社会で活躍していくために必要な能力について学ぶ。社会問題解決のための情報分析,生活者の利便性向上 のための社会情報の提供,情報メディアを活用した表現活動など,多様な情報を創造,運用する能力を有す る人材を育成する。       3)学位授与の方針【ディプロマポリシー】    東京情報大学は,以下のような学士力を身につけ,卒業要件単位数を修得した学生に対して,卒業時に学士の学 位を授与する。          東京情報大学    知識・理解        1.専門分野の知識を習得し,社会の中で活用することができる。      汎用的技能  1.コミュニケーション能力を高め,自らの意見を論理的・効果的に伝えることができ る。 2.情報を適切に収集,分析及び活用することができる。 3.社会人として必要な基礎的な知識と幅広い教養を身につけている。        態度・志向性      1.社会人として必要な自己管理能力,協調性,統率力,倫理観,規律性を身につけて いる。 2.情報モラルを身につけ,ICTを利活用することができる。   68 


































































































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