Page 170 - 東京情報大学 学生ハンドブック2019(大学院総合情報学研究科・総合情報学部・看護学部)
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看護学部のキャリア支援プログラム (たくましい看護師となるキャリア支援プログラム)  I 看護学部のキャリア支援プログラムについて  ~ たくましい看護師となるキャリア支援プログラム ~    看護学部のキャリア支援プログラムは,「自律と共創」をキーワードとし,デザイン思考,経験学習,協同学習   を通して,看護職としての長い職業生活の準備と出発を支えます。    1年次の授業開始前のフレッシュマンキャンプから,職業人としての基礎力である「社会人基礎力」を養うプロ   グラムが始まります。看護学部の全教育課程が,地域で貢献するたくましい看護師づくりのプログラムとなってい   ます。特に象徴科目「キャリアデザインとケア」では,1年次から4年次まで段階的に学びながら,看護職として   のキャリアを描いていきます。さらに1年次から,看護師・保健師国家試験対策や就職準備に対して,看護学部教   員とキャリア課が支援していきます。   (1)「キャリア支援プログラム」の全体像   (2) キャリア支援プログラムに期待できることは何か    1フレッシュマンキャンプから始まるキャリア教育      フレッシュマンキャンプは大学生活に慣れていくためのイベントです。看護学部に入学した学友と共に4年     後,卒業に必要な単位を修めて卒業し,看護師国家試験・保健師国家試験合格を目標とします。フレッシュマ     ンキャンプは,これから共に学ぶ仲間つくりの場でもあり,看護職として生涯学び続けるための基礎力をつけ     ていく準備として位置付けています。    2全教育課程が看護師としてのキャリア教育      看護学部の全教育課程が看護師としての基礎教育課程であり,キャリア教育の一部として位置付けています。 基礎科目や専門基礎科目は看護学を広く支える学問領域であり,専門科目である各看護学とともに重要です。 全教育課程が看護職として必要な素養を育み,生涯教育としての看護教育の基礎をなしています。         「自 1年次 現場から学ぶ基 礎力をつけなが ら,地域で暮ら す人々や健康・ 環境と看護の関 係を学ぶ。 初めての現場訪 問と実習開始。 2年次 看護学を支える 広い知識を通し て,看護実践力 の土台をつくる。 基本実習で看護 実践力の基礎を 固める。 3年次 実習や,実習準備 の演習や講義を通 して,地域で活躍 する看護師として の軸をつくる。 応用実習で,看護 職としての可能性 を発見。 4年次 学生がテーマを 選び,統合実習 と卒業論文ゼミ ナールで課題を 追及する。 統合科目を通し て4年間の学び を深める。      律と フ 共 レ 創」 ッ の シ 看 ュ 護 マン 師 キ キャリ ャン アを プで体 象徴科目 【キャリアデザインとケア I・II・III・IV】 1 実習で知識の整理・統合 2 電子テキストで自主学習 3 受験指導のプロフェッショナルによる講義(1・2・3年次各1回4年次2回) 4 国家試験対策のためのeラーニング 5 国家試験模擬試験(1年次末・2年次末・3年次末各1回、4年次4回予定) ●病院等施設説明会        ●各種奨学金に関する相談・事務手続き ●職場訪問やインターシップ体験  ●就職準備講座 キャ 地域 リア で活 を歩 躍す み始 るた める くま また しい は進 看護 学す 師・   I 主体的に学びなが ら,看護師として の職業意識を形成 し,自律性を養う。  II 互いを尊重しあう関係 性の中から,職業人と して必要な社会人基礎 力を身につける。  III 様々な看護職に出会 い,看護職としての キャリアの多様性や 自らの可能性を探る。  IV モデルとなる看護職へ のインタビューを通し て,地域で活躍する看 護職としての自分のキ ャリアを描く。 デザイ 験学習 ンします 看護師・保健師 国家試験対策の支援 就職準備の支援 る 保健師としての     国家 看護 試験 師・保 合格 健師     就 職  168 


































































































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