Page 150 - 東京情報大学 学生ハンドブック2019(大学院総合情報学研究科・総合情報学部・看護学部)
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 1.総合情報学研究科の目的及びポリシー  1)博士前期課程  (1)教育研究上の目的     情報学を中核として,情報技術とその応用による課題解決と研究開発を推進する「システム・サイエンス情報    系列」,メディアと社会情報,組織体の管理や意思決定を主題とする「カルチャ・ビジネス情報系列」を柱にし    た多面的,総合的な研究を通じて,研究者と高度職業人を育成するとともに未来を切り拓く「総合情報学」の進    展を目的とする。     また,看護学部設置に伴い,少子高齢社会に対する課題解決として,新たに総合情報学に看護学部の教育を基    礎とする「ヘルスケア情報」を研究フィールドとして取り込む。  (2)学位授与の方針(ディプロマポリシー)     情報システム,環境情報,経営情報,情報文化等の幅広い分野による多様性を有した,「システム・サイエン    ス情報系列」及び「カルチャ・ビジネス情報系列」の2つの系列に,少子高齢化社会へのアプローチとして「ヘ    ルスケア情報」を研究フィールドに取り込み,多面的な「総合情報学」における実践的な問題解決能力を備えた    者に学位を授与する。     それぞれの系列の育成する能力は次の通り。    《システム・サイエンス情報系列》     1先進的な情報システムの構築,運用,導入等に関する研究開発能力と実践的な問題解決能力。     2環境情報技術を活用したシステムの構築・運用及び活用に関する研究開発能力と実践的な問題解決能力。    《カルチャ・ビジネス情報系列》     1メディアや社会情報の本質的理解と手段等に関する研究開発能力と 実践的な問題解決能力。     2組織体の総合的な管理や意思決定に関する研究能力と実践的な問題解決能力。  (3)教育課程編成・実施の方針(カリキュラムポリシー)     大学院総合情報学研究科博士前期課程のディプロマポリシーを達成するため,「システム・サイエンス情報系    列」及び「カルチャ・ビジネス情報系列」の2系列に,少子高齢化社会に対する課題解決として「ヘルスケア情    報」を科目に加え,「総合情報学」の広範な知識と専門性の高いカリキュラムを編成する。     教育課程は,原則としてセメスター制による講義により構成し,必要に応じて前期・後期の通年ステップ学習    科目,併せて研究手法およびプレゼンテーション手法が学習できる科目を配当する。    《システム・サイエンス情報系列》     1先進的な情報システムの構築,運用,導入等に関する科目群     2環境情報技術を活用したシステムの構築・運用及び活用に関する科目群    《カルチャ・ビジネス情報系列》     1メディアや社会情報の本質的理解と手段等に関する科目群     2組織体の総合的な管理や意思決定に関する科目群      さらに,高等学校「情報」及び中学校・高等学校「数学」の教員免許状(専修)取得者に対する教職専門科 目を配置する。  2)博士後期課程  (1)教育研究上の目的     情報学を中核として,情報技術とその応用による課題解決と研究開発を推進する「システム・サイエンス情報    系列」,メディアと社会情報,組織体の管理や意思決定を主題とする「カルチャ・ビジネス情報系列」を柱にし    た多面的,総合的な研究により「総合情報学」における卓越した発想・問題解決能力と強い使命感を持つ,教育    者,研究者,高度専門職業人の育成を目的とする。     また,看護学部設置に伴い,少子高齢社会に対する課題解決として,新たに「総合情報学」に看護学部の教育    を基礎とする「ヘルスケア情報」を研究フィールドに取り込む。  (2)学位授与の方針(ディプロマポリシー)     情報システム,環境情報,経営情報,情報文化等の幅広い分野による多様性を有した,「システム・サイエン ス情報系列」及び「カルチャ・ビジネス情報系列」の2つの系列を柱に,少子高齢社会へのアプローチとして     148 


































































































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