情報システム学科「卒業研究」実施要領
担当氏名:大見 嘉弘
- 研究テーマ
タイトル:ユーザビリティを重視したシステム開発に関する研究
- 研究内容
ユーザビリティを中心にHuman Computer Interactionの諸項目について学習
し、システム開発を行う。開発の際には、特に「使いやすさ」を重視した
インタフェース設計を行う。
開発している主なシステムは、以下の通りである
(希望があれば以下以外のテーマでも構わない。最終的には教官と協議の上、決定する)。
- 各種センサを用いた日常情報処理、状況認識
加速度、圧力、距離、位置方向検出などのセンサを用い、日常生活における身体
運動や状況を把握し、それに応じた情報処理を行うアプリケーションの開発。
また、その予備研究としてのアミューズメント向けシステムの開発。
- 新たなインタフェースデバイスの開発
テーブル型インタラクティブディスプレイ、大型タッチパネルディスプレイなど
次世代のインタフェースとそれらを用いたアプリケーションを開発する。
- 新たなデバイスを用いたアプリケーション開発
iPhone,iPad,Android端末などで動作するアプリケーション、
Kinect,Leap Motionを用いたアプリケーションなどを開発する。
- ビデオカメラ(イメージセンサ)を用いた画像認識
動画をリアルタイムに処理することで、映っているモノの検出、認識を行い、
それに適した情報処理を行う。
- 拡張現実感、複合現実感を用いたアプリケーション
現実の感覚(視覚等)に適合した人工的な感覚(CG等)を合成する技術を用いた
アプリケーションを開発する。
- 音楽情報処理
楽器演奏に関連するシステム(例:練習システム、視覚効果)や、
電子楽器、楽曲制作システムなどを開発する。
- インタラクティブWebアプリケーションの開発
JavaScript(jQuery, Node等)を用いた対話型のWebアプリケーションを開発する。
- 研究方法
ゼミ時間等に、随時レビューを行い研究内容について相互に議論を行う。
システム開発は、各自が主体的に学習し、自力で開発を行う。
- 募集人員
情報システム学科で定めた人数
- 募集方法
希望者は必ず教員と面接を行うこと。
- 使用テキスト・参考書(書名・著者名・出版社・価格)
随時指示する。
- 参加の要件・その他(演習に参加するうえでの心構え等)
コンピュータやソフトウェアの使いやすさに興味を持つ者。
研究ではプログラミングを必ず行う。
卒業研究では自主的に学習することが基本である。
努力している者には積極的にアドバイスを与え、確実に卒業論文を完成
できるよう補助する。逆に言えば、努力しない者は本ゼミには向いていない。
その他の内容については、大見ゼミ紹介(情報システム学特講の資料を含む)(学内のみアクセス可)を参照。