このページの内容は2018年度までのものです。 12コース制のモバイルシステムa,bは、それぞれ 情報システム学系の科目であるモバイルプログラミングa,bに振り替えられます。
授業概要 スマートフォン,タブレット機器に代表されるモバイル機器上で動作するソフト ウェアの作成について,開発環境の整備方法から,実際の開発方法について学ぶ。 これらのモバイル機器独自のユーザインタフェイスを活用したソフトウェアの設計 方法を学習する。主なモバイルアプリケーション開発は,ネイティブ開発とWebア プリケーション開発に大別され,ネイティブ開発ではプラットフォーム毎に開発 方法が全く異なる。このため,本授業では開発方法ごとに複数のクラスを設け、 その内の1つを学ぶことで,実践的なモバイルアプリケーションの開発を経験する。 到達目標 ・モバイル機器上で動作するアプリケーションの基本的なプログラムを理解する。 ・モバイル機器上で動作するアプリケーションの初歩的な開発が行える。 授業計画 ●iOSクラス 1 Xcodeの基礎 2 Swiftの基礎1(変数の使い方・制御構造) 3 Swiftの基礎2(配列と辞書) 4 Swiftの基礎3(ファンクション) 5 Swiftの基礎4(クラス定義とオブジェクト生成) 6 Swiftの基礎5(初期化メソッド) 7 Swiftの基礎6(継承) 8 Swiftの基礎7(継承の応用) 9 GUIプログラミング1(ストーリーボード、アウトレット、アクション) 10 GUIプログラミング2(オートレイアウト) 11 GUIプログラミング3(代表的なコントロールとビュー) 12 GUIプログラミング4(センサーの利用) 13 GUIプログラミング5(2Dグラフィック) 14 GUIプログラミング6(3Dグラフィック) 15 試験(後半)と解説 ●Webアプリクラス 1 ガイダンス(授業の概要と進め方)、開発環境の準備 2 Webアプリケーションの概要と動向 3 jQuery UI(1) 概要、準備 4 jQuery UI(2) インタラクション 5 jQuery UI(3) ウィジェット 6 jQuery Mobile(1) 概要、ページ遷移とレイアウト 7 jQuery Mobile(2) ダイアログ、ボタン等 8 試験(前半)と解説 9 jQuery Mobile(3) リスト、ナビゲーションバー 10 jQuery Mobile(4) イベント処理 11 モバイル機器のセンサ(1) GPS、カメラ 12 モバイル機器のセンサ(2) モーションセンサ 13 サーバサイドJavaScript(1) Node.js, npm 14 サーバサイドJavaScript(2) Express 15 試験(後半)と解説 ●Androidクラス 1 ガイダンス(授業の概要と進め方)、Androidプラットフォームの基礎 2 開発・デバッグ環境の構築 3 Android開発の基礎 4 AndroidのFrameworkとライフサイクル 5 AndroidにおけるGUIの構築 6 AndroidにおけるGUIの構築 7 試験(前半)と解説 8 Androidにおけるデータの入出力 9 Intentによるアプリケーション間通信 10 Serviceによるバックグラウンド処理 11 AndroidアプリでのHTTP通信 12 Web APIの利用 13 物理デバイスの利用(カメラ、各種センサー) 14 物理デバイスの利用(GPS) 15 試験(後半)と解説 準備学習・時間外学習 ・演習のレポートは締切までに必ず提出すること。 ・必ず復習をし、講義・演習の内容を再確認すること。 成績評価の方法 演習で提出したレポートを40%、平常テストを60%として評価する。 テキスト 初回授業で指示する。 参考図書 初回授業で指示する。 他科目との関連・履修条件等 以下の科目を全て履修したことがあること(修得済みであることが望ましい) ・プログラミング入門 ・プログラミング基礎 ・プログラミング応用a ・プログラミング応用b ・モバイルシステムa 受講上の注意 iOSクラス以外は、毎回必ずノートPCを持参すること。
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支払いはクレジットカードの他、デビットカードと携帯決済(DocomoとKDDIのみ)が 使えるようです。デビットカードは銀行口座を持っていれば無審査で作れるところが多いのでクレジットカードを持っていなければお勧めです。
どうしてもKindle版を購入できない場合は、大見<ohmi@rsch.tuis.ac.jp>に メールで連絡するか、直接連絡してください。 時期が遅くなるとJavaScriptの授業が始まるまでに用意できなくなる恐れがあるため、 なるべく早く連絡してください。