プロジェクト計画書


 

担当氏名: マッキン ケネスジェームス


 
 
1.プロジェクト研究テーマ

  心理学に基づいた、コンピュータゲームの「面白さ」の研究
  2.目的
  コンピュータゲームは情報産業の中でも巨大なマーケットまで成長したにも関わらず、 ゲーム制作においては、ヒット商品を生産するための科学的・工学的取組が少ない。 本プロジェクトでは、心理学を用いて、ユーザ心理に基づくゲームの「面白さ」 について、科学的な研究を元に、ヒット商品作成の鍵を探る。
  3.連携コース
  ゲーム・アプリケーションコース 心理・教育コース
  4.構成メンバ
  (1)教員 ・取りまとめ教員:マッキン ケネス(ゲーム・アプリケーションコース) ・連携教員:小早川 睦貴(心理・教育コース) (2)学生 マッキンゼミ・小早川ゼミ
  5.役割分担
  ・ゲーム作成・AI作成指導:マッキン ケネス(ゲーム・アプリケーションコース) ・心理学・ユーザ心理アドバイザ:小早川 睦貴
  6.活動内容
  (1)活動日 毎週水曜日4・5限 (2)活動場所 未定 (3)活動スケジュール 4月〜6月 基礎学習・調査 7月 計画発表・報告書作成 8月〜10月 ゲーム制作 10月 翔風祭展示・アンケート調査 11月 プロジェクト発表 12月〜1月 レポート作成 1月 プログラミングコンテスト応募
  7.プロジェクト研究科目シラバス
  【プロジェクト研究テーマ】 心理学に基づいた、コンピュータゲームの「面白さ」の研究 【授業概要】 過去のヒットゲームの調査を元に、心理学の観点からヒット商品の要因や「面白さ」 について検討する。 検討結果に基づき、自作ゲームを作成し、「面白さ」の向上が見られたか、 利用者の心理学実験を行い、検証を行う。 学生3-4人ずつのプロジェクトチームを組み、プロジェクトチームとして 学習・ゲーム制作を行う。 ゲーム・アプリケーションコース教員マッキンが主教員として、ヒットゲームの 検証およびゲーム作成について週2コマ、講義および実習を通じて指導する。 心理・教育コース教員小早川が半期に1〜2回のプロジェクト進捗報告会に出席し、 心理学の視点からアドバイスやコメントを行う。 [具体的な進め方] ・「ゲームの面白さ」についてプロジェクト毎の定義と検討を行い、 プロジェクト単位で発表する。 ・検討結果を元に、各プロジェクトにおいてゲームソフトウェアを作成し、 検証を行う。 ・サイクルの短いPDCAサイクルを繰り返し実施し、スパイラル開発モデルで プロジェクトを進める。 ・翔風祭にて、作成したゲームソフトウェアの展示を行い、ユーザアンケートを取る。 ・個人毎に、「ゲームの面白さ」および作成したゲームソフトウェアについての レポートをまとめる。 【到達目標】 ・複数人のチームでディスカッション・問題解決・ソフトウェア開発が実施できる。 ・科学的研究において、調査・問題発見・解決提案・実証実験・結果検証の 各ステップを理解し、レポートとしてまとめることができる。 ・心理学に基づく、人の行動や嗜好の適切な評価方法が理解できる。 【準備学習・時間外学習】 毎回出される課題・調査・レポート・プログラム作成などを期限までに完成させる。 【成績評価の方法】 作成プログラム・レポート・発表・プロジェクトへの貢献度などを総合的に評価する。 【テキスト】 その都度指示する。 【参考書】 ・「実例で学ぶゲームAIプログラミング」Mat Buckland著、松田 晃一訳、 オライリージャパン、\3800 ・「ゲーム開発者のためのAI入門」David M. Bourg, Glenn Seemann著、 株式会社クイープ訳、オライリージャパン、\3800 その他、必要に応じて指示する。 【他科目との関連・履修条件等】 2年次のプログラミング科目を履修していること。3年次の知的プログラミングおよび ゲーム関連科目を履修すること。 【受講上の注意】 プロジェクトはグループでの作業が中心となるため、毎回の出席を必須とする。
  8.プロジェクト研究授業計画
  前期15回分 1 ガイダンス プロジェクトの進め方・コンピテンシー評価項目 の目標設定 2 プロジェクト計画書作成 プロジェクト計画・内容・分担などの作成 3 プロジェクト計画書発表 プロジェクト計画書についての発表、議論 4 プロジェクト実行 計画書に従ってプロジェクトを実施 5 プロジェクト実行 計画書に従ってプロジェクトを実施 6 プロジェクト実行 計画書に従ってプロジェクトを実施 7 プロジェクト実行 計画書に従ってプロジェクトを実施 8 プロジェクト進捗発表 プロジェクト進捗状況の発表、議論 9 プロジェクト実行 計画書に従ってプロジェクトを実施 10 プロジェクト実行 計画書に従ってプロジェクトを実施 11 プロジェクト実行 計画書に従ってプロジェクトを実施 12 プロジェクト実行 計画書に従ってプロジェクトを実施 13 プロジェクトプロジェクト報告書作成 プロジェクト報告書を作成 14 プロジェクト中間発表 プロジェクトの中間発表 15 プロジェクト総まとめ 前期まとめ・コンピテンシー評価項目の達成評価