VirtualBoxヒント集
VirtualBoxからの印刷
VirtualBox上のLinuxから印刷は、Linuxから直接印刷する方法と、Windowsにコピーしてから印刷する方法がある。
Linuxから直接印刷する方が楽だが、なんらかの理由でLinuxから直接印刷できない場合、Windowsからも印刷できるので、両方について説明する。
Linuxから直接印刷する
印刷する前に以下を確認。
Linuxユーザ名が自分のネットワークユーザ名(J18000aa)と同じか確認。
例)
whoami
の結果がtuisuserではだめ
lpq -P[プリンタ名]
でプリンタの状態を確認。
例)
lpq -PLP3301
「準備できています」と表示されているか確認。
下記の命令をLinuxターミナルから実行する。
nkf -e [ファイル名] | mpage -1f | lpr -P[プリンタ名]
あるいは
nkf -e [ファイル名] | e2ps -p -box -P[プリンタ名]
例
nkf -e Kadai1.java | mpage -1f | lpr -PLP3301
※1枚の用紙に2ページ分(2-up)印刷する場合は、
mpage -1f
を
mpage -2f
に変える
Windowsから印刷する(準備)
情報大ネットワークツールを最新に更新する。
情報大ネットワークツール
情報大ネットワークツールで教室のプリンタを手動登録する
VirtualBox と Windows でのコピー&ペーストを有効にする
VirtualBoxでLinuxを起動
VirtualBoxのデバイスメニューから→クリップボードの共有→双方向を選択
これでVirtualBox上のLinuxとWindows間でコピー&ペーストができる。
VirtualBoxとWindows間のフォルダ共有を確認する
VirtualBoxとWindowsの間でフォルダ共有ができる。VirtualBoxの「仮想マシン」メニュー->「設定」->「共有フォルダ」タブで確認できる。すでに"Shared"が設定されているはずである。
Linux上で/media/sf_Shared/の下に作成したファイルがWindows上の"c:\Virtual Machines\Shared"で参照できる。
同じく、Windows上の"c:\Virtual Machines\Shared"で作成したファイルがLinux上で/media/sf_Shared/で参照できる。
※古いVMWareの場合は、フォルダ共有は /mnt/hgfs/Shared が c:\Virtual Machines\Shared として共有されている。
Linux側のファイルをWindowsに移して印刷する
方法は二つ
コピーペーストする
Linux上からEmacsでファイルを開く。
Emacs上でコピーしたいテキストをマウスでドラッグして選択する。
Emacs上のメニューで「編集」->「コピー」を選ぶ。
Windows側でメモ帳などのエディタを起動し、「編集」->「貼り付け」を選びペーストする。
Windows側のエディタ(メモ帳)から印刷する。
ファイルをコピーする
Linux上でファイルを/media/sf_Shared/にコピーする。
$ cp HelloWorld.java /media/sf_Shared/
Windows側で、c:\Virtual Machines\Shared にコピーされたファイルを開く。
ただし、メモ帳の場合、改行コードや文字コードが正しく表示されない場合がある。その時は、TepaEditor や Webブラウザで開く。
Windows側のエディタから印刷する。
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mackin