コンピュータゲームの仕組み: Java開発環境について
本演習で利用する端末には、Java開発環境として
Sun J2SE1.4 SDK 以上が事前にインストールされている必要があります。
(JDK 5.0, JDK 6, などの上位バージョンでも構いません)
JRE(Java実行環境)でなくJDK(またはSDK)が必要なので注意してください。
Java開発環境(JDK)のダウンロードはこちらから出来ます。
コマンドプロンプトから javac (Javaコンパイラ)コマンドを呼び出しますので、
コマンドプロンプトから javac と入力して、以下のようなヘルプが表示されたら
OKです。
成功例
C:\>javac
使い方: javac
使用可能なオプションには次のものがあります。
-g すべてのデバッグ情報を生成する
-g:none デバッグ情報を生成しない
-g:{lines,vars,source} いくつかのデバッグ情報だけを生成する
-nowarn 警告を発生させない
-verbose コンパイラの動作についてメッセージを出力する
-deprecation 推奨されない API が使用されているソースの位置を出力
する
-classpath ユーザクラスファイルを検索する位置を指定する
-sourcepath 入力ソースファイルを検索する位置を指定する
-bootclasspath ブートストラップクラスファイルの位置を置き換える
-extdirs インストール済み拡張機能の位置を置き換える
-d 生成されたクラスファイルを格納する位置を指定する
-encoding ソースファイルが使用する文字エンコーディングを指定す
る
-source 指定されたリリースとソースの互換性を保つ
-target 特定の VM バージョン用のクラスファイルを生成する
-help 標準オプションの概要を出力する
C:\>
失敗例
コマンドプロンプトから javac と入力して
C:\>javac
'javac' は、内部コマンドまたは外部コマンド、
操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。
C:\>
と表示された場合、
- JDK (または Java2 SDK) がインストールされていない。
- JDKはインストールされているが、PATH環境変数にJDKインストール先が追加されていない。
のどちらかが疑われます。
※PATH環境変数に実行ファイルのあるディレクトリを登録することにより、
コマンドプロンプトなどからファイル名だけで実行可能にします。
以下WindowsXPでのPATH環境変数の追加方法を説明します。
- コントロールパネル->システム->詳細設定タブ->環境変数ボタン
で表示される環境変数ダイアログを開きます。
- システム環境変数のリストの中から、Path を選択し、編集ボタンを押します。
- 変数値のフィールドの一番先頭に、JDKの実行ファイルのインストール先を追加します。
例:
C:\Apps\j2sdk1.4.0_04\bin;
注意1: bin まで入れる必要があります。
注意2: 最後のセミコロン (;) を追加する必要があります。
設定追加後「OK」で全てのダイアログを終了し、新しいコマンドプロンプトを立ち上げ、 javac コマンドを実行して
英語のヘルプが表示されれば設定完了です。