六十余州名所図会
對馬 海岸夕晴
(つしま かいがんゆうばれ)
歌川広重 安政三年三月(1856.3)刊
對馬国(つしまのくに:長崎県の一部)の浅茅(あそう)湾を題材とした景観図である。浅茅湾は溺れ谷と呼ばれる地形の陥没によりできた入江であり、対馬第一の景勝地である。現在は、浅茅湾の高台に対馬空港が設置され、長崎、福岡との定期便により結ばれている。
松浦半島まで90km、朝鮮半島まで60km。
http://www.edu.tuis.ac.jp/~asanuma
学校法人東京農業大学・東京情報大学