六十余州名所図会

駿河　三保のまつ原

（するが　みほのまつばら）

歌川広重　嘉永六年七月(1853.7)刊

　駿河国(するがのくに：静岡県)三保の松原の景観図である。現在は埋め立てが進み、当時の景観は駿河湾側の松林として残っている。松林の西側は、清水港として機能しており、帆船の行き来する時間の空間は大きく変わった。

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